Race Report 2017
LEG 2

コース終盤に予想外のハプニングが発生
LEG2_8/15(火)カンチャナブリ ー カンチャナブリ 287.88km


2日目はミャンマーとの国境沿いを走り、元のホテルへ戻ってくるループコース。総走行距離は287.88kmと今大会で一番短いものの、SSは198.95kmと比較的長め。108.07kmポイントには PC STOP が設けられ、コースは前後半に二分されている。

前半はミャンマー国境まで20km近くまで迫る山岳路。ジャングルは深く、路面には穴が多数、ロック地形にガレ場、河渡りにロングヒルクライムなど、多彩な地形が待ち受けている。特に PC STOP の手前では背の高い草が多く道が見えづらい上、雨が降るとヌタヌタの極悪地形に豹変する。

後半は走り出してすぐに河渡りがあり、村から村へと続くプランテーションの道を走るルート。5割〜6割くらいはハイスピードセクションとなっていた。

このSSは競技期間中最も難度が高いと言われていたルートだ。前半29km付近には四輪駆動車でないと絶対登れないガレ場のロングヒルクライムがあり、雨がちだったレッキ時にはウインチを使用しないと登れなかったという。

ところがここ一週間ほど晴れの日が続いたため、川は干上がり、路面は固く締まり、バンピーではあるもののグリップ自体は良好。ナビゲーション的にも初日ほど難しさがなかったため、競技は順調に行われていた。

しかし、後半168km付近の集落を四輪の上位グループが通過した際、コマ図に示された SLOW DOWN の指示を守らなかったクルマがあり、道路脇にいた小さな子供が泣きじゃくり、これに怒った村民が「通過は承知していたが、これはないだろう」と後続の走行を拒否、連絡を受けた主催者が競技をキャンセル、村民にお詫びをすると共に参加車両を別ルートで一般道へ誘導する、というひと幕があった。

この経緯は19時からのブリーフィングで伝えられ、改めてコマ図に記された注意事項の遵守を選手及び関係者に通達。また、競技については集落の手前15kmに設けられていた「スピード リミテッド エリア」までの計時タイムによって全車の順位が決定されることが発表された。

この措置により、二輪で最速タイムとなったのは昨年のチャンピオン ♯1 の Jakkrit CHAWTALE 選手(タイ)。 続く2位は ♯9 の Chatthai PHRUETISAN 選手(タイ)選手、そして3位には ♯2 の 池町佳生 選手が入賞、4位には ♯3 江連忠男 選手がつけた。


LEG2でトップタイムを叩き出した ♯1 JC DIRT SHOP7 SITTIPOL RALLY TEAM の Jakkrit CHAWTALE 選手(タイ・KTM 350 EXC-F)

これにより、総合トップは ♯9 Chatthai PHRUETISAN 選手(タイ)、2位が5分19秒差で ♯3 江連忠男 選手、さらに4分33秒の差で 3位 ♯1 の Jakkrit CHAWTALE 選手(タイ)という陣容になった。


総合トップに立った ♯9 Chatthai PHRUETISAN 選手(タイ・HONDA CRF250 Rally)

総合3位の ♯3 Team FB International 江連忠男 選手(日本・YAMAHA YZ450FX)

なお、初日に1時間のペナルティを受けた ♯2 池町佳生 選手が、トップから17分34秒差の4位という驚異的なポジションまで順位を回復させている。


1時間のペナルティーをものともせず総合4位に食い込んで来た♯2 Team FB International 池町佳生 選手(日本・KTM 350 EXC-F)

四輪はこの日も ISUZU D-Max を駆る年チャンピオン ♯101 Nutthaphon ANGRITTHANON(タイ)/ Peerapong SOMBUTWONG(タイ)組 がトップタイム。


前半戦も盤石の走りを見せた ♯101 The Land Transport Association of Thailand Isuzu Singha Team Nutthaphon ANGRITTHANON (タイ)/ Peerapong SOMBUTWONG(タイ)組(ISUZU D-Max)

2位には ♯102 の 新堀忠光 / Chupong CHAIWAN(タイ)組 のハイラックス レボ がつけ、続く3位には同じ Toyota Cross Country Team Thailand の ♯119 Jaras JEANGKAMOLKULCHAI(タイ)/ Kittisak KLINCHAN(タイ)組 が入賞した。


昨年チャンピオンを僅差でロックオンし続ける ♯102 Toyota Cross Country Team Thailand 新堀忠光 / Chupong CHAIWAN(タイ)組(TOYOTA Hilux REVO)

初日の終盤スタートから総合3位にまで順位を上げてきた ♯119 Toyota Cross Country Team Thailand Jaras JEANGKAMOLKULCHAI(タイ)/ Kittisak KLINCHAN(タイ)組(TOYOTA Hilux REVO)

また4位には トヨタ フォーチュナーを駆る ♯108 青木拓磨 選手 がつけ、続く5位には ♯103 Wongwirot PALAWAT(タイ)選手が追い上げてきた状況。


2大チームの戦いの一角に食い込む走りを見せた ♯108 FORTUNER GEOLANDAR takuma-gp 青木拓磨 / Ittipon SIMARAKS(タイ)/ 椎根克彦 組(TOYOTA FORTUNER)

チーム別に整理すると、1位と5位が D-MAX を駆る「The Land Transport Association of Thailand Isuzu Singha Team」、2位と3位が ハイラックス レボ の「Toyota Cross Country Team Thailand」となり、この2チームの戦いが激化、 その一角に 青木拓磨 選手が潜り込む、という図式になっている。

明日はカンチャナブリからナコンサワンに北上するルート。一部平坦な道やオープンエリアはあるものの、基本は山がちな地域で競技は行われる。ここ数日の晴天でマッド路面に遭遇する可能性は低くなりつつあるが、固い路面が相手ではマシンにダメージが蓄積されていくことが予想される。果たして、どのチームが生き残るのか。ラリーは中盤の消耗戦へと突入する。


スタート直前にエンジントラブルを克服し、ナビゲーションも快調。昨日とはうって変わり、LEG2を快調に走りきった ♯109 Team FB Shinozuka CTS Kenjiro 篠塚建次郎 / 千葉栄二 組(SUZUKI Jimny SIERRA)

LEG1ではミスコース中に犯してしまったたチェックポイント不通過によって1時間のペナルティが科されてしまったは、LEG2では7位と快走。調子を上げてきた ♯105 TEAM JAOS 能戸知徳 / 田中一弘 組(TOYOTA Hilux REVO)

LEG2 RESULT

Moto

Auto

SideCar
LEG1+SS2_RESULT

Moto

Auto

SideCar
LEG3 START LIST

Moto

Auto

SideCar
FEDERAL Corporation VESSEL CO.,INC. FB 中央自動車大学校 tachigami FEDERAL Corporation VESSEL CO.,INC. FB 中央自動車大学校 tachigami